好みのコーヒーって言っても、漠然としてて分からないよという方が多いのではないでしょうか？

「香りが良くて、苦すぎないやつ」とかなんとなく曖昧な基準で選んでいる方も多いと思います。私もそうでしたし。

しかし、運命のコーヒーに出会いたいのであれば、自分の好みはハッキリと知っておくほうがいいです。

飲み比べで最も大事なのは味の「再現性」です。

いつでも、自分の好きなコーヒーの味をすばやく思い浮かべ、それとの合致率を常に変わらぬ基準で判断できるかどうか。これが非常に重要なんですね。

ただ、本格的に味を分析していくととてつもないことになります。

例えば、アロマの分類にしても「植物系＞草系＞きゅうり風」など初心者には嗅ぎ分け困難なレベルの分類もあります。

それは、さすがに厳しいので、初心者の方には以下の五つだけ覚えておいていただければと思います！

それぞれ、☆5つとかで判断基準を持って味を判定してみましょう。

難しいのは「香り」かと思いますが、こちらは「香り高さ」や「好き嫌い」など主観ベースで構いません。

例えば、当店で取り扱っている丸山珈琲ブレンドの私の主観による判定です。

香り：☆☆☆☆☆

苦味：☆☆☆

酸味：☆☆

甘み：☆☆☆☆

コク：☆☆☆☆

封を切った瞬間に焙煎したてのコーヒーの良い香りが広がります。カラメル系の甘い香りです。味は中深煎りならではのコクが強く酸味はやや抑えた味わいです。苦味のバランスが抜群なので、クッキーなどの洋菓子ならなんにでも合います。ストレートでも良いですし、ミルクをちょっと加えてもコクが増しておいしいです。

この程度のテイスティングで十分だと思います！

先ほども言いましたが、重要なのは「再現性」です。

色々なコーヒーをいっぱい飲んで、自分が好きな☆分布に近いコーヒーを探し当ててくださいね！