コーヒーセレクトショップ“俺のサードウェーブ” は、現在準備中です。

2015/03/19 18:00


皆さん、ご自宅でコーヒーを飲むときはどのように飲んでいますか?
よくスーパーなどで流通している豆を買っている方などは、粉のコーヒーを買って飲んでいる方も多いのではないでしょうか?

確かに、粉コーヒーはフィルターを敷いて抽出するだけなので楽チンです。
しかし、色々とデメリットもあるので注意が必要なんですね。

粉コーヒーのデメリット

①酸化しやすい
粉コーヒーの場合、空気と触れる面積がどうしても大きくなってしまいますから、その分だけ酸素とも接するわけで、酸化が早くなります。酸化するとコーヒー本来の風味が変わってしまいます。また、賞味期限も短くなりがちになります。

②香りが飛びやすい
こちらも、空気と触れる面積が問題です。
コーヒーの香りは常に発せられ続けるわけではなく、有限のものです。空気に触れて、拡散してしまえば香りは戻ってくることはありません。開けたてならまだしも、何度か飲んでいるうちにどうしても香りや風味が落ちてきてしまいます。

③お湯をかけても豆が膨らまない
コーヒーをハンドドリップする方にとってはあるあるだと思いますが、豆にお湯を注いだときにぷっくりと豆がドーム状に膨らんでいきます。そのまましばらく蒸らした後、そのドームの真ん中あたりから、ドームを崩さないようにゆっくりと注いでいくのです。ここがドリッパーの腕の見せ所であり、ハンドドリップの醍醐味なんですね。これは豆を挽いた瞬間に豆から発生する二酸化炭素が水分と混ざり合って膨らんでいるんです。しかし、粉で買ってしまうとすでに二酸化炭素が飛んでしまっていたり、パッキングの過程で窒素充填され、二酸化炭素が追い出されているケースがあるので、コーヒーの楽しみを一つ失ってしまうことになります。

ですので、ロースターのこだわりをビシビシ感じるためには、やっぱり豆で買って自分で挽くというのが一番です。

当店のコーヒーも基本的に豆でのご提供にしています。
「飲み比べで運命の一杯に出会ってもらう」という使命を考えれば当然です!



もちろん、ご希望とあれば挽いてのお届けもいたしますが、せっかくの高品質コーヒーですから、一手間かける楽しさとともに、自前のミルで是非味わってみてください。