コーヒーセレクトショップ“俺のサードウェーブ” は、現在準備中です。

2015/03/30 18:00

2007年にはグッドデザイン賞を受賞。近年、コーヒー好きの間で大ヒットし、今やサードウェーブコーヒーロースターから引っ張りダコになっているドリッパーがあります。

ハリオV60です。

当店の飲み比べパックでも取り扱っている『猿田彦珈琲』の店頭では、ハリオV60を使用しています。



円錐型でスパイラルのデザインがカッコいいというのもありますが、その人気の秘訣は、なんといっても豆の旨みを引き出した純度の高い味です。

その味を引き出しているのが大きな一つ穴

今までのドリッパーはメリタ式の台形一つ穴やカリタ式の台形三つ穴でしたが、どちらも穴のサイズはかなり小さめで、抽出速度や味の調節は基本的にドリッパー側が行うものでした。

一方、ハリオV60はフィルター無しならほぼお湯を素通ししてしまうほどの大穴が一つ。
そして、円錐に渦巻きのようなスリットが刻まれた独特なフォルムです。
こんな大穴だとコーヒーが薄くなってしまうのでは?という疑問がわきますが、そこは全くご心配有りません。
というか、むしろお湯がほぼコーヒーとしか接しない構造なので、コーヒー本来のおいしさを引き立ててくれるんです。

また、お湯の注ぐ速度を変えれば、コーヒーの濃さや味わいを変えることが出来るので、こだわりって淹れる方には特にオススメです。
穴が大きい分、蒸らしの際のお湯の注ぎ方が難しい傾向がありますが、コツさえつかめば最高の一杯を淹れることができる、まさに名器ですね。